日本において、アマチュア無線のログ管理は某ソフト1択に等しい状況だろう。
しかし、私は、Macユーザーである。
intel Macなので、いちおうWindowsも動かせはする。
しかし、どうも、某ソフトのUIにアレルギー反応が起きてしまう。
なにより、無線をやるためだけにWindowsを立ち上げる気にならない。
と、いうわけで、MacでQSOのログを管理するソフトを探したわけだ。
しかし、ただphoneでのQSOのログをとれれば良い、というわけでもなかった。
FT8である。
MacでFT8の運用をするためのリグ制御。
この環境を整えるのに、えらく苦労した。
Macのログソフトと言えば、RumLogNGがもっともメジャーなのだろうか?
たしかに、シンプル風で明るいUIで、Macっぽいと言えば、そうかもしれない。
ただ、こいつでは、なぜかFT8のアプリ、WSJTXからもJTDXからも、リグが制御できない。
どうしてだ?
これが使えれば、iOSでもiOS版が使えるのに。
と、いろんなソフトを落として、あちこちググって。
結局落ち着いたのは、MacLoggerDXというアプリである。
100ドルぐらいのシェアウエア。
15分しか動かない体験版でお試ししていると、JTDXとセットでFT8が出来た。
高っ!と思ったが、もう、あれこれ試行錯誤するのが面倒くさくなっていた。
ええい、買ってしまえ、と、registerして。
快適なFT8運用+ログ管理が出来るようになった。
は、いいが、悩みがある。
1)国内特有の機能は、全くない。JCC/JCGとか、エリア別QSO集計とか、JARL形式コンテストログとか。
2)QSLカードデータ面の印刷機能が貧弱(ラベル出力なら出来る)
3)QSO時間の管理が、UTC。ログを手書きするときには +9h しないといけない。
などなど。
だけど、よいところもたくさんある。
1)データはSQLiteファイルで保存されるから、活用しやすい。
2)eQSLやLoTWに連携させることが出来て、それらに、ログ登録と同時に送信することが出来る。
3)コールサインを検索すると、QRZ.comその他のデータベースから、Op名やQTH、グリッドロケーターもろもろ検索してくれるし、なんなら、それに基づいてローテーターの制御までしてくれるらしい。(ローテーターなんて高級な設備はないが)
4)CWのキーヤーや、コンテストログ記録機能も付いている。(日本特有マルチ計算とかはもちろん出来ない)
なので、こいつを使い倒すことにしたのである。
上記に挙げた弱点は、プログラムを書いて何とかしようではないか。
その話は、おいおい。