Hamlife with Mac, JJ1XOF

MLDXでのQSLデータ面印刷への道(2) LaTeXによるデータ面フォーム印刷

そういえば、

を書いてから放置していたことに気がついた。

前回は、

をご紹介した。

今回は、

のお話し。

これを参考に出来るような方は、真ん中のプロセスはなんとかできるだろうし、そうじゃない方のサポートをするのは、老後の楽しみに取っておこう。(懇切丁寧に手順をお教えしませんが、何かでハマってしまって困っていらっしゃる方。ワテクシが万一同じ経験をしていて、その記憶と暇を持て余していたらお返事するかもしれませんので、ダメ元でお声がけいただいても。ただし、決して期待しないでください筆無精なので。)

QSLカードのデータ面を手っ取り早く、かつ、フリーでフォーム印刷する方法はなかろうか。
と、古式ゆかしいオフィススイートのデータベースソフト、Microsoft OfficeやOpenOffice.orgのフォーム印刷を使おうか、と思ったが、オフィスのライセンスを買うのもアレだし、OpenOffice.orgは設定が出来るんだか出来ないんだか触ってても分からないし、ええい、ままよ、と、昔取ったようで取ってない杵柄のようなLaTeXを使うことにした。

アレなら組版ソフトなんだから、数値で印字位置を指定できるだろう。

LaTeXがなんたるかに関しましては、ご存じの方には釈迦に説法でしょうし、ご興味がおありの諸氏におかれましては、大変お手数ですが御ググりいただけますと幸いです。かしこ。

ワテクシ、高専の卒業研究論文と梗概はLaTeXで作りました。当時はWordもPowerPointもあったけど。
数式を手っ取り早く、かつ、美麗に作れましたので。

さて、自作QSLカードの自作データ面。
(*注:下記PDFは印刷原稿としての上下左右3mm塗り足しありですので、そのまま家庭のプリンターで印刷しても幸せにはなれません。逆に言うと、このPDFでプリントパックさんとかの印刷会社に発注できるかと思いますが使用される際には自己責任でどうぞ。)

に、LaTeXでフォーム印刷すべく、LaTeX本の古本を買ったり、もろもろのWebページを探してみたりして。

なんだかんだで、もっとも実践的な情報をご提供いただけたのは下記の下記のblogだった。

@ueokandeさん、多謝。

くだんのblog記事からリンクされているdocument classファイルと
LaTeXはじめの一歩 : https://amzn.to/3WDjzja


を、参考に見よう見まねで、上記QSLカードデータ面のdocument classを作ったのが下記。

qsl-rev1-forPublicShare.cls

これで、下記

¥documentclass[]{qsl-rev1-forPublicShare}
%% Font setting
¥renewcommand{¥familydefault}{¥sfdefault}
¥renewcommand{¥kanjifamilydefault}{¥gtdefault}
¥begin{document}
¥qsodata{JJ1XOF}{5973}{2022}{11}{7}{21:52JST}{599}{7.0175}{CW} ¥qsoremarks{*}{}{Yaesu FT-991AM}{50}{MLA}{1stQSOありがとうございました。}{またお会いするのを楽しみにしています。} ¥qslfooter{2022年ABCコンテスト}{}{}¥closeqsl
¥end{document}



の、ようなTeXファイルを、何らかの形で作成して、適当なLaTeX処理系でタイプセットしてあげると、下記のようなPDFイメージが得られる、はず。

これを、適当なプリンターで、前掲のデータ面を印刷したQSLカードに印刷してあげると、所望のことが実現できました。

と、いう報告まで。

コマンド名や、コマンド分割のセンスは言いっこなしでお願いします。万が一流用改造なさる人がいらっしゃったら、各自オレ流に染めてください。

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