とある夏休み。
大分高専 電子計算機部の部室で聴かされたこれ(のCD版(を、リッピングしたMP3だったかな?))に、頭をぶん殴られたかのような衝撃を受け。
私的カルチャー史における転換点。
というか、文化的トラウマ体験。
中学生の時に読んだ中原中也とこの一枚は、私の詩におけるダダイズム指向を決定づけるものでした。
これを私にをもたらした某双子さんと、その子らにこれをもたらしたであろう親御さんには感謝の限りであります。
さて、京都の街には、めったやたらとレコード屋があります。
河原町三条、という、比較的街のど真ん中に投宿したのもありますが、宿から徒歩圏にレコード屋が点在し、きのうおとといで10件ほど巡ってきました。
事前の期待では、ジャズとかボサノヴァ(具体的にはDave Brubeck,Sonny Rollins, [Joao / Astrud / Bebel] Gilbertoなど)をgetしたかったのですが、欲しいの見当たらんというか、いまいちグッと来るのに欠け。
結局、松田聖子と陽水のライブラリーを増やすことに。(ほかも安盤中心に何枚か)
まあ、いっかー。こんなもんかー。
少し事前期待が大きすぎたかしら?
と、思いつつも、さらにあちこち巡っておると、この一枚に出会ってしまい。
少し高いなあ(と、言っても3000円もしないのですが)
まあ、買わざるを得ないよね。
ああ、でも、何だこの貼り込み?
まあ、でも、これは手に入れなきゃだよね。
と、買って帰ったわけです。
さて、部屋に帰り開封。
ターンテーブルにのせると、A面レーベルにNHKのラベルが。
天下のNHKの払い下げ品なのでした。
しかし、京のレコ屋さんは、盤をきれいにクリーニングしてから売りに出してる様子で、どれもきれいです。
ひびけ電気釜!!は、Qobuzにはあるので、ほかのサブスクにもあると思います。
このアルバム全体を通してトラウマになりかねない1枚なので、おすすめは出来ませんが。
ほんとにひどい。