Qobuzが国内サービス開始したのでさっそくトライアルしてみた

Mac

オーディオコンポはONKYOのを長らく愛用していた(あんま高くないやつだけどね)。

なので、ONKYOがあんなことになって残念だし、ハイレゾ配信の草分けだったe-onkyo musicも売られてなくなってしまったのは全く残念だ。

しかし、代わりに、つい数日前から日本でもQobuzが使えるようになった。
フランス発の音楽配信サービスで、たくさんの音楽記事や楽曲のメタデータ、そして、なにより、ロスレス配信の高音質がウリだ。

Screenshot

気になってしまう。

と、いうのも、音楽サブスクはロスレスしかありえんし、用意されているものならぜひともハイレゾで聴きたい。
国内でこれが叶うサービスは、これまでAmazon Music HDほぼ一択だったので、それを使っている

そのために、Amazon Musicに対応しているマランツのアンプを買い、メイン機としてリビングのテレビにつないでいる。

ただ、どうもずっと引っかかっているのだが、Amazon Musicはは音楽への愛が薄いことだ。
なんだそれは?と思うかもしれないが、ようは、オフィシャルで用意されているプレイリストのセンスの良さだったり(プレイリストのサムネイルもAmazonはなんかダサい…)、アーティストやアルバムのページを開いたときの文字情報の豊富さだったり、「この曲を聴いているあなたにはこの曲も」なリコメンドの音楽的な的確さなどから感じる印象である。
どうも、いまいちで、なんかダサいので、あまり愛せないのだ。

そういう音楽への愛という意味では、Spotifyがとても好みではある。
しかし、問題は音質だ。320kbps圧縮。そこそこ高いビットレートとはいえ、圧縮音楽なのだ。
ハイレゾまで行かなくても、せめて非圧縮の音を聞かせてほしいものだ。

そこで現れたQobuzは、実は、長く気になっていた。

ようやく始まったので、 Qobuzに乗り換えたい気がしてるが、手持ちのマランツのアンプが対応していない。どうしよ。

マランツのアンプ自体は概ね気に入ってる。
音質を突き詰める方向性がなかなか好みだ。
その上、スピーカーを手軽にバイアンプ接続出来て、その効果は絶大。
高コスパにバイアンプ出来る現実的選択肢は他にあまりない。
ストリーミングもAmazon Musicなら、まあ満足なよい音。
ただ、ストリーミングにしろ、NASからの再生にしろ、操作UIがひどすぎる。
その面では乗り換えたい気がだいぶしている。
でも、マランツサウンド、いいんですよ。悩ましい。

しかし、つい最近、TEACのUSB-DACを新調した。(その件は、また別途書きたい)。

なので、TEACがサポートする配信サービスであるQobuzと、その他諸々音楽サービスなRoonに乗り換える、ついては機材はTEACに宗旨替えしてしまう、というのも、手ではある。
(しかし、それはそれで、満足のいく機材を揃えるには、ワンランク上の出費が…)

TEACに機材一式を替えるにしても、マランツのアンプのままネットワークレシーバーを足すにしても、ハードの追加投資に加えてQobuzとRoon両方のサブスク代がなかなか馬鹿にならない。
そもそも、ネットワークレシーバー(ネットワークトランスポート?)だけの機材は今のアンプよりもはるかに高い。
レシーバーとアンプの価格帯とのギャップが気になって結局アンプまで買い換えたくなってしまいそうだしなあ。

まあいいや、とりあえず、まずは、PCオーディオ(*1)のことだけ考えてQobuzを使ってみよう。
(余談*1: PCとかパソコンというと、Windows機いまとなってはほぼイコールIBM PC/AT互換機 (このPCを持ってきている)を示す気がして、わたしMacユーザだから、MacをパソコンとかPCって呼んだり呼ばれたりすることに、けっこう抵抗あるんよね…)

と、トライアルを始めてみた。
なるほど、やはり、Amazon Musicよりも音楽への愛が格段にある。

アーティストごとのコメントも、けっこうマイナーなアーティストにまで日本語で丁寧についている。

読み応えがありそうな記事もたくさん。

日本語記事なんか、急ごしらえで作っただろうに、創刊号?らしく、スタンダードな良いところをバシッと押さえていて感心する。
これこれ。こういうのが、音楽への愛ですよ。

アーティストにフォーカスするのと並行して、オーディオ道楽に刺さる記事もあるのが、またよい。

サービス自体のウリだから当たり前だけど、ハイレゾ配信の曲もたくさんある。国内レーベルの音源であっても。(このへんはe-onkyoから継承したのかね)

いいじゃない。いいじゃない。
乗り換えたくなるねー。

ただ、気になることが出てきてしまった。

オカルト系オーディオマニアのように、ロスレス配信なサブスクごとの音質の違いなどを論じる気はない。
だけど、音質にこだわった配信サービスなら、せめてオーディオデバイスは排他モードでオーブンしてOSのミキサーをパススルーしてほしい。
(排他モードじゃない(何もしない通常モード)だと、OS自体の警告音とか、他のアプリで動画とか開いたときの音と再生中の音楽が混ざって聞こえるわけです。それは、音楽とその他をOSがmixしているというわけで、その準備をしている(通常)と、その仕事をハナから放棄する(排他モード)の違い)

これ、けっこう音違ってくるんっだよな。

Amazon MusicのMacアプリだと、通常モードと排他モードを切り替えて音楽が聴けるんだけど、排他にすると格段にクリアな音になるんですよ。(環境にもよるでしょうが)

なかなか100点満点のものって、ないもんですなー。
何を優先するか、ですな。

愛だろ、愛。

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