バナナプラグの利点?

オーディオ

アンプとスピーカーの間は、どうやって接続していますか?

そりゃ、スピーカーケーブルだろ、は、そうなんだけど。
オーディオガチ勢、というわけでもないので、ケーブルの質をあれこれ言い、2メートル5万円のケーブルがああだこうだ、というような話をするつもりはないのではあるが。

芯線をそのまま端子に締めるか、Yラグで終端するか、あるいは、バナナプラグにするか、というような話。

わたしは、長年、芯線そのまま端子に締める派だったのだが。

冒頭に写真を挙げている、

DACを新調したらオーディオ満足度が上がった話
https://jj1xof.hyllique.blue/archives/267

で書いたMacまわりの、必要十分にミニマルな箱庭オーディオセットの音が、このところ、なんだか微妙で。
特に右チャンネルの音がなんか気持ち小さいし、特に高域が弱い気がして。
何だろう、と思うと、スピーカー側の線が少し緩んでいた。
点接触みたいになっていたんだな。

導通はすれども、接触抵抗が違えば、けっこう音も変わるもんやねぇ。
と、わかると、安い機材でも、出せるだけのポテンシャルは出せるようにしてあげたい。

そのような流れで思い立ち、スピーカーケーブルの両端をバナナプラグにしてみたのである。
と、いっても、オーディオガチ勢ではないので、中華製の激安24金メッキのブツを仕入れたのである。

24K 金メッキ バナナプラグ 14本セット ドライバー付

すると。

あれ、今までなんだったの?
と、いうぐらい、音がパワフルになった。
なんだこりゃ。
(バナナプラグ化前でも、まあまあ悪くはない音だったのだが…)

こんなに違うもんなのか?

と、今度は、リビングのテレビにつないでるメインのオーディオセット。
マランツのNR1200 + B&W 607 のセットのケーブルもバナナプラグ化したのである。
(普段のテレビ視聴に使っているため、このセットの音で息子は「おかあさんといっしょ」なども見ている乳幼児の耳には贅沢だな)

こっちのほうは、バイアンプにしている。
左右のウーファーとトゥイーター、それぞれにアンプがあてがうため、都合、スピーカーとアンプの間の線が4本ある、という寸法。
(余談だが、このバイアンプというものによる音の生々しさの差も、なかなかのものだった。磨りガラスが取れたようだ。)
ケーブルの両端にバナナプラグをつけると、都合8個。内職のようである。

さて、どうだろう。
と、あれこれ比較するときに聴く、いつもの試聴曲たちを何曲か聴いてみたのであるが。

あれ、こっちは、あまり変わらないなあ。

こっちは、芯線締め付けるアンプ側、スピーカー側、両方の端子自体がしっかりしているからかしら。

面白いもんやねえ。

これで2メートル5万円のケーブルにすると、どんな音になるのかしら。試す気はないけどw

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